森の心と身体への効果





自律神経のバランスへ働きかける




自律神経のバランスに作用して、

血圧、心拍数の正常化、代謝の改善、睡眠の質の向上、脳の鎮静化

これらが、森林浴をした後の実験結果から得られているそうです。



日常生活で、ギュッとなった緊張を解きほぐす効果がありますね。

普段の私達がしている生活のリズムは、
少し本来の身体と心のリズムとは違うのだと思います。
少しずつ、ずれている。

私の感覚としては、リズムを整えることで、なにより心が開放されます。

時間に追われて、やることに追われ、高ぶっている交換神経をトーンダウンさせて、
副交感神経とのバランスを整えているように、感じています。

そこから、心臓の動き、代謝を正常化させているように思います。




内分泌系の反応

森林浴によって、若返りホルモン、長寿ホルモンの分泌が促進されます。

ストレスホルモンは、抑えられます。



日常のリズムで、ストレスフリーを維持することは、かなりの賢者でもないと、

難しいかもしれません。

それほど私達は、本来のリズムとは違うところで、生活をしているのだなと思います。

ストレスによって、抑えている、健康力、生命力アップのホルモンを出して、

身体に本来そなわっている、生命のパワーを使っていければ、強い身体ですね。




免疫を上げる


私達の体内では、毎日ガン細胞が発生しているのですが、
発生したがん細胞をやっつけてくれるのが、NK細胞です。

このNK細胞を強くしてくれる効果も科学的に確認されています。
ガンになりにくい身体です。



心の反応


不安、怒りの感情を減らし、元気と集中力を上げ、

精神疲労を解消する



心と身体は、自律神経などで密に影響しあっていますので、

心が穏やかで、幸せ感が上がると、体にもよく、身体が元気だと、心もパワーがでます。

心が穏やか、さらに幸せ感、感動があると、怒りや悲しみとか、不安とかを

小さくしてしまいます。気にならない。

幸せ、感動の方がパワーがあるということです。

 



持続効果がある

2泊の森林体験(1日目2時間、2日目2時間を2回)では、

森林効果が30日持続したそうです。

 

森の持続的効果は、私も経験しています。

森にいる時間の長さより、感動とかの大きさは、
実験では、確証が難しいところだと思いますが、これがとても大事だと感じています。



フィトンチッド

樹木が、有害な菌や、昆虫から身を守るため発散する科学物質で、
殺菌性があり、森林の香りの成分で、空気を浄化します。
人に対しても、リラックスさせる成分が認められています。



有名なものは、ヒノキの放つテルペンの抗菌効果。

青森ヒバがもつ、ヒノキオールが、抗菌、抗虫効果。

クスノキのカンファ―は、防虫、防腐作用を持ちます。

人への効果は、脳内のα波の発生を促進し、リラックス効果、自律神経を安定させます。



天然のアロマ効果ですね。
実際に、部屋のなかでも、森林浴の効果が実験されているようですが、
臭覚から脳への反応ですので、実際に森に行って、

視覚、触覚、聴覚、臭覚で、五感を使う、リアルという点では、一部だと思います。

 

 

<参照    森林浴 著李卿、  wikipedia、>




滝の効果



私が行く森には、小さな小さな滝があります。

 

滝といえば、マイナスイオンですが、森、滝にはマイナスインが豊富です。

滝では、落ちた水の衝撃でマイナスイオンが発生するそうです。

現在、マイナスイオンの身体への効果は、未知の部分のようですが、

昔から、滝行があったり、なによりも、滝があると聞くと、見に行きたくなるという

この習性は、いいものを、なんか知っていることだろうな、と思います。

 

一般にマイナスイオンは、空気がきれい、心地のよさがあると言われています。

対して、電気に囲まれている、日常はプラスイオンがいっぱいなのだそうです。

 

実際、滝の近くでの、涼しさ、清々しさは、想像するだけで、わかります。

古来より滝行に使われているということは、健康効果だけでなく、

クリアにするということを、見逃さず、使っています。

クリア、リセット、透明にすることでの効果です。

不要なもので、いっぱいになっていたりませんか?

 

 




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